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たいるきよすく

  • ontohama
  • 2020年2月21日
  • 読了時間: 2分

タイルが好きです。

焼物が好きです。

かといって目が肥えている訳でも目利きでもありません。

手に触れる暖かさとか、素材としての主張が優しくて「好き」です。

レトロな建築に見られる味わい深い色彩のタイルだったり、

土だったことを忘れず、そのままに素焼きの良さを大事にした素朴なタイルとか、

釉薬の加減で微妙に1つ1つが表情を変え、どれも愛おしくなってくるタイル達も、

以前、あるプロジェクトの会議の場でフランスかぶれの勘違いした人が言っていました。

「日本のタイルはフランスに比べて明らかに劣る」、、、だからフランスから輸入したもの

しか使いたくない、、、、的な、、はぁ、、とっても悲しい人だと思いました。

フランス製が優れているものも沢山あるかもしれないけど、決して日本製が酷く劣っているとは

私には到底思えずに、なんだか日本の職人さんが創る”技”をけなされているみたいに思えて

ため息がでてしまった事を覚えています。

人の手により、生み出される素材としてのタイルは色んな場所に使われてきました。

きっとこれからも日本の建築を彩ってくれると思います。

今回おじゃましたイベント「TILE KIOSK」by TAJIMI CUSTOM TILES は小さな展示でしたが

普段、目にする事ができないタイルもちらほら見る事が出来ました。とても楽しかったです。

最終日2月23日(日)青山SPIRAL 1階にて入場無料、興味のある方はいってみて!

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