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原美術館

  • ontohama
  • 2019年1月30日
  • 読了時間: 2分

この日ある建材展に行くために品川へ

晴れやかな心地よい寒さを頬にうけ品川駅から目的地に向けて歩く。

新しいビルが立ち並ぶ区域とは反対の品川。

なんだか静かでいい感じ。少しづつ坂道をのぼりながら目的の場所に着く。

起伏を上手にいかした庭と融合させた立派な建物だ。広いレセプションの向こうには

お庭に面した大きなガラス張りのロビー、ホテル顔負けの空間である。

ダイナミックな空間を横目に抜けていくと、こじんまりとした展示会場は、それぞれ

新商品を紹介する三つのメーカーが集い賑わっていた。各ブースに待ち構えるご担当者の

説明に関心を抱きながら、新たな素材に出会い嬉しい収穫もいくつかあった。

なかなか良い機会をいただいたと満足。、、、

と、ここまでは知り合いの担当者の顔を立ててのお付き合い的な用事だ。

実のところの本題は「原美術館」である。

なんとも悲しい、、2020年に閉館するというではないか。

建物の劣化やバリヤフリーの観点から、、とか、建替には法規制上の制約だの

大人の事情がある様だ。もう触れることもできないんですね、泣けてくる。

しかし、どうかこの素敵な建築財産を壊さないで欲しい。

このおしゃれで優雅な空気感をまとった建築をお守りください。

と願いながら品川をあとにした。

amazonの創業者みたいに大金持になったら、、道楽で丸ごと買い上げたい。

、、、虚しい夢

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